Projectプロジェクト事例

事例②
商品開発(ニーズ探索調査)
食品工場向け電気熱源機器開発ニーズ探索調査
電力会社
- 背 景
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- 電力会社の売上拡大即ち電力需要増大を図る施策の一環。
- 目 的
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- 本件ではGDPの約1割を占める食品産業に焦点を当て、食品工場の生産プロセスにおける熱源の電気シェアアップを図るために、食品製造装置に求められる機能・性能ニーズを探索する。
- 調査対象
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- 営業管内にある水産加工、食肉加工、飲料製造、調味料製造などをはじめ各種製造品目を網羅した100件の食品加工工場
- 調査方法
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- 食品工場の協力を得て製造現場にて、実地調査を実施。
- 主な調査内容
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- 製造品目の製造プロセス
- プロセスのうち加熱・冷熱工程における熱源、温度、消費量、当該熱源利用の理由
- 電気以外の熱源の場合電気に代替する可能性
- 代替するために求められる当該工程における機能ニーズ(温度制御の即時性など)
- 分析のポイント
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- 製造工程における加熱・冷熱機能ニーズのみならず電気の特性である製造装置のレイアウト変更の自由度なども考慮し機器開発の要素抽出から最終的には具体的な製造品目における特定工程の開発コンセプトまでの導出を行った。
- 成 果
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- 生産プロセスに関する緻密なヒアリング調査により、味覚だけでなく食感、視覚、衛生、品質保持(保存期限)、コストなどの要素に電気エネルギーの可能性を存分に引き出すことができた。